オリジナルウェア専門店カメオカ公式サイトでは、ユニフォーム・ポロシャツ・作業着などさまざまなオリジナルアイテムを販売しています。
ワッペンの縁取り方法のひとつが「ヒートカット加工」です。専用のコテで生地を熱でカットするため、曲線や細かいデザインなど、ロック加工では難しい形状にも柔軟に対応できます。
ヒートカット加工の仕様
ワッペンの縁取り方法のひとつが「ヒートカット仕上げ」です。
専用のコテで生地を焼き切るように加工するため、細かい形状や複雑なデザインにも対応できるのが最大の特長です。糸で巻き込むロック加工に比べて厚みは抑えられ、すっきりとした仕上がりになります。
加工の流れ
STEP
生地を準備
刺繍後、裏処理をした生地を準備します。
STEP
ヒートカット加工
高温のコテで周りのサテン縫いを目安に生地を焼き切っていきます。
仕上がりの特徴
生地の縁を熱で焼き切ることでほつれを防ぎ、細かい形状まで再現できるすっきりとした仕上がりが特徴です。
ヒートカットが可能デザインと不可能なデザイン
ヒートカットは、熱で生地をカットして縁を処理するため、自由度の高い形状表現が可能です。曲線や細かいシルエットにも対応できるのが大きな特徴ですが、あまりに複雑すぎるデザインではカット面が弱くなり、対応が難しい場合もあります。
ヒートカット可能なデザイン
比較的自由度が高く、角や曲線など多様な形状に対応できます。ロック加工では難しい細かい凹凸や特殊なシルエットも、ヒートカットなら再現が可能です。
ヒートカット不可能なデザイン
極端に複雑すぎる形状や、細かすぎる凹凸部分はカット面が弱くなり、破損やほつれの原因となるため不向きです。その場合はデザインを簡略化するか、別の加工方法をご検討いただく必要があります。
オーダーに必要な情報一覧（依頼時に準備するもの）
①形状
ご希望のワッペンの形状をお知らせください。曲線や細かい形状も可能ですが、複雑すぎる場合は調整が必要となります。
②サイズ
縦・横の仕上がりサイズをご指定ください。
③周囲の縁取り糸色（サテン部分）
ヒートカットでは周囲をサテン縫いを入れる必要があります。縁取りに使用する糸色をご指定ください。
料金について
ヒートカット加工については、追加料金は一切発生いたしません。標準仕様として対応しておりますので、安心してご利用いただけます。
カメオカの対応力
多くの会社ではヒートカット加工を外部や内職に委託しているのが現状です。
しかしカメオカでは、この工程を完全に自社内で行う体制を整えており、品質の安定と納期の厳守を実現しています。
これにより、急な大量発注や短納期のご依頼にも安心して対応できるのが大きな強みです。
よくあるご質問
- ヒートカット加工はすべての形状に対応できますか？
- 基本的にはほとんどの形状に対応可能ですが、あまりに複雑で細かい凹凸が多いデザインは難しい場合があります。その際は、デザインを調整いただくか、他の仕上げ方法をご案内いたします。
- ヒートカット加工に追加料金はかかりますか？
- いいえ。ヒートカット仕上げは基本料金に含まれており、追加費用は発生いたしません。
- 周囲の糸色も指定できますか？
- はい。ヒートカット仕上げでは、縁をサテン縫いで補強するため、その糸色をご指定いただけます。糸色見本からお選びください。（糸見本へのリンク）
- 耐久性はロック加工と比べてどうですか？
- ヒートカットは熱でカットした端を糸で補強するため、十分な耐久性があります。ただし、厚みや存在感を重視する場合はロック加工の方が適しています。
- ワッペンをアイロンで圧着することは可能ですか？
- はい。ヒートカット仕上げは裏面に熱圧着フィルムを貼ることができるため、全面をアイロンで圧着することが可能です。