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オリジナルウェア専門店カメオカ公式サイトでは、ユニフォーム・ポロシャツ・作業着などさまざまなオリジナルアイテムを販売しています。

土台とは

ワッペンは、刺繍やデザインだけでできているわけではありません。その下には、デザインをしっかりと支える「土台生地(ベース)」があります。この“土台”があることで、形がきれいに保たれ、長く使えるワッペンになります。ここでは、ワッペンの仕上がりを左右する「土台」について、写真や図を交えながら紹介いたします。

オリジナルワッペンの土台とは?

ワッペンの仕上がりを支えているのは、デザインを表現する“表面の加工”だけではありません。その下には、刺繍や印刷をしっかりと受け止め、形を安定させる「土台生地(ベース)」が存在します。

この「土台」は、刺繍糸を縫い込むための下地として使われることもあれば、印刷や転写を行う際の受け皿となることもあります。つまり、ワッペンの土台は見えない裏方でありながら、仕上がりの美しさと耐久性を左右する最も重要な部分です。
また、デザインによっては、土台そのものの色や質感を活かして表情を作ることもあります。

ここでは、代表的な3つの方式刺繍ワッペン・転写ワッペン・昇華転写ワッペンの構造と、それぞれの土台の役割をわかりやすく解説します。

刺繍ワッペンの構造図

刺繍ワッペンは、土台となる生地の上に刺繍糸でデザインを縫い上げ、その裏側に接着シートなどの裏加工を施して仕上げます。最上層の刺繍糸が模様や文字を形づくり、その下の土台生地が刺繍をしっかりと支える役割を果たします。

刺繍糸(デザイン部分)← 模様や文字の部分 
土台生地(ベース)← 刺繍を支える下地(土台色が表からも見える場合が一般的)
裏加工← 接着・アイロン・マジックテープなど

 

転写ワッペンの構造図

転写ワッペンは、まず土台生地の上に白ベタ(白インク層)をひき、その上にデザインをフルカラーで印刷する構造です。白インクを下地に敷くことで、生地の色が透けず、どのような生地色でも同じ発色を再現できるのが特長です。印刷部分は平らで、刺繍のような凹凸がないため、写真やグラデーションなどもきれいに表現できます。

印刷デザイン(インク)← デザイン印刷層
白ベタ(白インク層)← 下地を隠す層(生地色は出ない)
土台生地(ベース)← 生地の色や素材感は見えない
裏加工← 接着・アイロンなど

転写ワッペンの構造図

昇華転写ワッペンは、特殊なインクを熱で気化させ、白いポリエステル生地の繊維そのものに色を染み込ませる方式です。インクが生地内部に浸透するため、表面に厚みが出ず、軽くて柔らかく、通気性に優れた仕上がりになります。また、下地の白を活かして発色させるため、非常に鮮やかで自然な色合いが特徴です。

デザイン(染み込みインク)← 生地に直接浸透
白い土台生地(ポリエステル)← 白地を生かして発色
裏加工← 接着・アイロンなど

オリジナルワッペンの土台種類と特徴

ワッペンの印象を決めるのは、実はデザインだけではありません。その下に使われる「土台生地(ベース)」によって、仕上がりの質感や丈夫さが大きく変わります。カメオカでは用途やデザインに合わせて、いくつかの代表的な生地をご用意しています。ここでは、それぞれの生地の「見た目」と「おすすめシーン」を、初心者の方にもわかりやすくご紹介します。

アーバンツイル生地(一番人気)

落ち着いたマットな色合いで、どんなデザインにも合わせやすい定番の生地です。刺繍がきれいに映え、細かなロゴや文字もくっきり仕上がります。洗濯にも強く、制服やチームウェアなどによく使われています。

迷ったらこれ。仕上がりも耐久性もバランスが良く万能。

エンブロンクロス

発色がよく、少しツヤのある生地です。見た目が明るく華やかで、記念ワッペンやイベントなどにぴったり。ただし、繰り返し洗う用途にはあまり向きません。

鮮やかで目立たせたいデザインに。

フェルト生地

やわらかく温かみのある雰囲気の生地です。毛羽立ちやすいため、頻繁に洗うものには不向きです。

優しい印象にしたい記念用やギフトに。

反射生地

特殊な素材で、光が当たると反射する安全用の生地です。夜間でもよく目立ち、作業着やイベントウェアなどに使われます。アクセントとして部分的に使うのもおすすめです。

夜間の使用や安全対策を兼ねたいときに。

「転写ワッペン」はアーバンツイル生地、「昇華転写ワッペン」はエンブロンクロス生地を使用しており、いずれも固定仕様となります。
そのため、土台生地を選べるのは刺繍タイプのワッペンのみです。

カメオカのワッペン土台

対応力

カメオカでは、常に数十種類のワッペン用生地を自社で在庫しています。これにより、お客様のご要望に合わせて短納期でも柔軟に対応できる体制を整えています。
急な追加注文やデザイン変更にもスムーズに対応できるそれが、カメオカの“土台対応力”です。

カメオカのこだわりポイント

カメオカでは、常に数十種類のワッペン用生地を自社で在庫し、ご注文内容に合わせて最適な生地を安定供給できる体制を整えています。生地は入荷時や裁断前にしっかりと検品を行い、キズ・汚れ・織りムラなどを確認したうえで使用。仕上がりの安定性と再現性を大切にしています。見た目の美しさはもちろん、「安心して任せられる品質」を支える。それが、カメオカの“土台へのこだわり”です。

ワッペン土台オーダーガイド

カメオカワッペンのワッペン土台の生地一覧、生地選びのポイント、料金、よくある質問はワッペン土台オーダーガイドへ。

使用シーン

カメオカのワッペンは、業種・用途を問わず幅広く活用されています。「はたらく現場」から「チーム・イベント」「アパレル」まで、目的に合わせた最適な仕様・デザインでご提案 いたします。

業務・ユニフォーム向け

企業や自治体の制服・作業着などに。社名・部署名入りワッペンで、信頼感と一体感を演出。

チーム・イベント向け

スポーツチームや学園祭・展示会などに。ロゴやチーム名入りで、団結力を高めるデザインに。

記念・表彰向け

大会記念、卒業・感謝・周年記念品として。刺繍ならではの高級感で、思い出に残る仕上がりに。

ファッション・アクセサリー向け

バッグや帽子などに取り付け、オリジナルデザインを楽しむ用途に。販売ものの装飾としても人気です。

販促・ノベルティ向け

企業やブランドのプロモーションに。ノベルティ・配布用としても手軽に印象を残せます。

社会貢献・啓発活動向け

SDGs・地域活動・ボランティア団体などの識別や啓発シンボルに。目的や想いを形にするワッペンとして活用されています。

モチーフ・デザイン別

動物・植物・スポーツ・食べ物・楽器・数字など、多彩なモチーフに対応しています。